今年の冬は、オーダーグローブにトライ!
Life Style 2019.11.08 UPDATE
そろそろファッションも冬支度を始めるころ。今年の手袋を探しているなら、イギリスで作ってみませんか? 実は海外ではメジャーな「オーダーメイド」のグローブ。自分の手型に合わせてぴったりのものを作ってくれるんです! 人とかぶらず自分だけのアイテムが欲しいという方、必見です。
防寒だけじゃない。グローブでファッションにエッセンスを
手袋といえば冬のマストハブグッズですが、デザインが多くてどんなものを買えば良いか迷ってしまう方も少なくないのでは? 実は上手に取り入れることで、ファッションの要となるアイテムになります。例えばイギリスのエリザベス女王の白のコットングローブやキャサリン妃のウールジャージィグローブなど、手にフィットするグローブはエレガントでスマート。実用的であるのはもちろん、自分スタイルとしてオシャレを格上げしてくれるのです。
またグローブのフィット感を決めるのは、指の付け根の部分。この部分の収まりが良いと手とグローブがずれず、見た目にも美しく、快適な使い心地が続きます。しかし自分のサイズに合うものは、中々ありません。市販のものはどうしても自分の手には合い辛いという方は、思い切ってオーダーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ファーストオーダーに選んだのは、CHESTER JEFFERIES(チェスタージェフリー)
そこで選びたいのは、イギリスの最高級グローブメーカーの「CHESTER JEFFERIES(チェスタージェフリー)」です。ハンドメイドで品質の高いグローブを生産し、映画「タイタニック」や「ロードオブザリング」などでも使われたことでも有名です。なんと日本にいながらメールオーダーできるとのこと!
どうやって注文する?サイジング方法もチェック
まずは「CHESTER JEFFERIES(チェスタージェフリー)」のオンラインショップにアクセス。今の時代に合わせたスマホが操作できるタッチグローブがある一方で、乗馬用や射撃用など伝統的なものもあり、イギリスブランドらしさを感じて期待が高まります。ラインナップがさまざまある中でも、仕事にもお出掛けにも使いやすいカジュアルグローブがおすすめです。ボタンやボアがついていたり、手首の折り返しがあったりとデザインがとてもキュートでカラーも豊富。通常サイズとオーダーサイズがあるので、迷わずオーダーサイズをチョイスしてみて!
とにかくサイジング、手にフィットするグローブを仕立てるにはこれが一番重要です。オーダー方法は、大変そうと思いきや、自分で手の採寸をするだけなので至って簡単。まずは紙の上に手を広げて、ペンを手に沿って真っすぐに立てます。指の側面に押し当てながら周りの輪郭をハッキリとなぞっていきます。指の長さと手の甲の幅をメジャーで採寸し、PDFにしてメールで送信するだけ、数分で終わります。これで自分の手にぴったり合うグローブができるなんて。
気になるプライス。納期はどれくらい?
さて、わざわざイギリスにオーダーするマイグローブ。価格が気になりますね。デザインにもよりますが、通常サイズで60~80ポンド程度の設定がされています。これが基本料金で、オプションでステッチ縫いやオーダーサイズを選ぶと、都度プラスされていくシステム。ちなみにオーダーサイズはプラス20ポンドかかるようです。これを高価と考えるかお値打ちと取るかは自分次第……。送料は9.5ポンドor12.5ポンドで、トラッキングサービスの有無で異なります。納期は4週間~6週間ほどかかるので、買うと決めたら早めにオーダーするのが得策です。
自分だけのグローブ。その仕上がりは?
待ちに待ったグローブがいよいよ到着! 自分の手型を取り、それをベースとして職人が丁寧に作ったグローブは、そのフィット感に驚くばかり。本のページをめくれるほど繊細で、自分の指先の感触とあまり変わりません。硬貨やカードなどの取扱いもできるので、いちいち外さなくていいのは便利。もちろん見た目も美しく、まるで素肌に一枚ベールをかけたよう。見惚れてしまうこと間違いないでしょう。あまりの満足度の高さに、毎年リピート買いする方も多いようです。一度使ったらもう市販の手袋には戻れないかも……。
オーダーグローブは、フィット具合が既製品とは明らかに異なります。姿勢を正すようなその存在感に驚くはず。人の印象を左右するのは、手や髪などの先端だと言われています。その理由は、動くものに目が行くからかもしれません。美しい所作は指先から。毎日頑張る自分へのご褒美に、今年の冬は特別なグローブを仕立ててみてはいかがでしょうか?