涙活でストレス解消しよう!泣けるおすすめの映画5選
仕事にプライベートに頑張っているみなさん、あなたが最後に泣いたのはいつですか?
毎日忙しく働いていると、自分でも気づかないうちにストレスが溜まるもの。辛くて泣きたい気持ちになることもあると思います。でも実際に涙を流すことって、そうそうないですよね。
やっぱり職場や外出先で泣くのは恥ずかしいし、家で涙が出そうになってもつい我慢していませんか? でも実は、涙って流した方が良いんです!
最後に大泣きした時のこと、思い出してみてください。泣いた後って、なんだかスッキリしていませんか? 実際に泣くことでストレス解消やリラックスに繋がることが科学的にも示されています。
今回は泣くことがストレス解消になる仕組みの解明と、ストレス解消! の涙活(るいかつ)におすすめの泣ける映画をご紹介します。
泣くと脳がリラックスするって本当?
泣くとスッキリするのを経験から感じる人も多いと思いますが、実際に泣くとストレス解消になることが解明されています。
涙を流すと、身体の機能を調整する自律神経が緊張や興奮を促す交感神経から、脳がリラックスした状態である副交感神経にスイッチが切り替わります。
交感神経と副交感神経はアクセルとブレーキなどにも例えられ、副交感神経は寝ている時や食後など、心身ともにリラックスしている時に働く、いわゆる回復モードになります。
逆に交感神経は緊張や興奮状態の時に働く神経で、外にいる時や仕事モードの時はこちらが活発になっています。そう考えると外で泣いたりしないのは自然なことなのかもしれないですね。
実は涙にも種類があるらしい
ではさっそく泣いちゃいましょう! と言いたいところですが、どうやら涙にも種類があって、泣ければなんでも良いわけではないとのこと。
涙の種類は大きく3つに分かれていて、ひとつは目の乾燥を防ぐための涙、ふたつ目はタマネギなどを切った時に出る目を保護するための涙、そして最後は感情が動いた時に出る涙。
そしてこの中で、リラックスやストレス解消効果があるのは感情が動いた時の涙だけだそうです! だからタマネギを切ってひたすら泣いても全く効果なし、逆にストレスが溜まりそうですね(笑)
というわけで、本当に悲しかったり感動したりした時に流れる涙こそ、あなたの心身を整えて明日への活力を蓄えてくれます。
涙活しよう。おすすめはやっぱり映画!
巷では涙活(るいかつ)と言って、意識的に涙を流すことでストレス解消する活動があります。
実際に、週に1回でも泣くことで免疫力が高まることが科学的研究で明らかになっているようです。週末に涙活をして、次の1週間のリズムと活力をつくる、なんていうのも良いですね。
涙活では、お気に入りの音楽を聴いたり、小説を読んだり……人によって感動ポイントはそれぞれですが、私はやっぱり映画がオススメです。
コツは映画館ではなく、「泣いても大丈夫な場所」、自宅などで泣くこと。泣きたくても我慢しなくてはいけない、そんな状況ではかえって大きくストレスを感じてしまう可能性があります。
誰に遠慮せず手放しで泣ける場所、例えばリラックスできる自宅のリビングでの映画鑑賞は涙活にもってこいです。ワインなどお気に入りの飲み物やお菓子、そしてハンカチを用意して、おうち映画館を楽しみましょう。
私的オススメ!とにかく泣ける映画5選
今回は、私が涙活にオススメしたい映画5選をご紹介します!ジャンルも被らないようにしたので、気になる作品があったら是非見てくださいね。
ありえない設定だから号泣
SF編:「ディープ・インパクト」
1年後に巨大彗星が地球に衝突することが判明。政府はこれを阻止すべく、核爆弾を載せた宇宙船で破壊する計画を立てる。一方で人類が生き残るため、巨大な地下シェルターを作る各国。この「ノアの箱舟」に入れるのは限られた人だけ……。
彗星破壊のために旅立つ宇宙船のクルーたち、地球でそのときを待つさまざまな家族の人間ドラマ。当時映画館で見て、最後の宇宙のシーンで泣くのをこらえた方も多いのでは?終盤はボロボロ泣きっぱなし、自宅ならしゃっくりあげても大丈夫ですのでご安心を。
家族の絆に涙が止まらない
ファミリー編:「私の中のあなた」
白血病の姉のドナーとなるべく、遺伝子操作によって生まれた妹。幼い頃から姉の治療のために手術を受けていた妹が、もう姉のドナーにならないと両親を訴えたことから、親子は法廷で争うことに。命の尊厳と家族の絆をテーマにした映画です。
苦悩する母親を演じるのは、ラブコメの女王、キャメロン・ディアス。ほぼノーメイクで撮影したそうですよ。全ては愛する人のために行動する、そんな彼女たちに思わず感情移入してしまうはず。お互いを想いながらもすれ違ってしまう、そんな家族の深い愛に涙が止まりません。
やっぱり恋で泣きたい
恋愛編:「きみに読む物語」
「私の中のあなた」で知られるニック・カサヴェテス監督の作品。記憶を失い療養施設で暮らす女性のもとに、デュークと名乗る男性が訪れてある物語を読み聞かせる。それは10代で運命の恋に落ちながらも引き裂かれた2人の男女が、時を経て再会する王道のラブストーリー。
「思い出がこぼれていく、思い出すまで僕は読む」のフレーズに胸が高鳴ります。一途なイケメンにひたすら愛されたい……!そんなヒロインになったつもりで、気持ちいい涙を思う存分流しましょう。